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Text File  |  1994-06-01  |  8KB  |  202 lines

  1. =======================================================================
  2.  
  3. 【ソ フ ト名】 サイドワーク鮪昆布 Ver.0.04
  4. 【著作権 者】 Penta
  5. 【対応 機種】 FM TOWNS全機種 (TownsOS V2.1) 要メモリ4M以上
  6. 【動作 確認】 FM TOWNS 20F (TownsOS V2.1 L30)
  7. 【ソフトウェア種別】 フリーソフトウェア
  8. 【転載 条件】 転載自由
  9. 【収録 ファイル】 smag.doc : ドキュメントファイル
  10.         smag.exp : 実行ファイル
  11.                 smag.ggg : HELPER用ファイル
  12.  
  13. -----------------------------------------------------------------------
  14.  
  15.  
  16. 【機能概略】
  17.  
  18.  TownsOSのサイドワーク用のmag形式のセーバです。グラフィックエ
  19. ディタなどの中から自由に呼び出せ、セーブのスピードも高速なので、気軽に使
  20. えて便利です。
  21.  
  22.  
  23. 【動作可能な環境】
  24.  
  25. COMP:FM-TOWNSシリーズ全機種[要4M RAM]
  26. OS  :Townsシステムソフトウェア V2.1
  27.  
  28.  
  29. 【動作を確認した環境】
  30.  
  31. COMP:FM-TOWNS20F(RAM 6MB)
  32. OS  :Townsシステムソフトウェア V2.1L30A
  33.  
  34.  
  35. 【開発ツール】
  36.  
  37. High C Compiler 開発キット V1.7 (L11)
  38. 386|ASM TOOL KIT V2.2 L11
  39. FM TOWNS 拡張ライブラリI V2.1 L20
  40.  
  41.  
  42. 【構成ファイル】
  43.  
  44.   smag.doc : ドキュメントファイル
  45.   smag.exp : 実行ファイル
  46.  smag.ggg : ヘルパー用ファイル
  47.  
  48.  
  49. 【インストール】
  50.  
  51.  Towns-OSのシステムドライブの \sidework\sidework.sys に実行ファイルを指
  52. 定してサイドワークとして組み込みます。
  53.  圧縮にワーク用メモリを多少多めに必要としますので、サイドワーク用の領域
  54. は最低 300KB 程度は確保しておいて下さい。
  55.  
  56.  
  57. 【コマンドライン】
  58.  
  59. smag.exp ディレクトリ名 ページ番号 [ユーザ名 [ワークサイズ1  [ワークサイ
  60. ズ2]]]
  61.  
  62. ディレクトリ名: セーブしたmagの画像ファイルを入れておくディレクトリ
  63.                   名を指定します。なお、ファイル名はプログラム側が決めま
  64.                   す。必要なら後でリネームしてください。
  65. ページ番号  : セーブの対象とする画面のページ番号を指定します。
  66. ユーザ名   : magファイル内に書き込むユーザ名を指定します。なにも
  67.          指定がないと ">謎<" となります。
  68. ワークサイズ1: ワーク領域の大きさを指定します。複雑な画像はセーブに多
  69.                   くのワーク領域を必要とします。デフォルトは 100KB です。
  70. ワークサイズ2: 圧縮には2種類のワーク領域を必要としますが、ワークサイ
  71.                   ズ1のみを指定したときにはそれぞれ半分ずつ大きさを割り
  72.                   振るようになっています。ワークサイズ2を指定すると、ワ
  73.                   ークサイズ1で1番目のワーク領域のサイズを、ワークサイ
  74.                   ズ2で2番目のワーク領域のサイズを指定することができま
  75.                   す(すなわち、ワークサイズ2を指定するとワークサイズ1
  76.                   の意味が変わりますので注意して下さい)。
  77.          一般に、普通の画像ではワークサイズの1と2の比率を1:
  78.          2程度、複雑な(自然画とりこみ調などの)画像の圧縮をす
  79.          る場合は1:1から2:1程度に割り振るといいようです。
  80.  
  81.          (注)詳しい人のために:この場合ワークサイズ1で指定す
  82.          るのはピクセルバッファ領域、ワークサイズ2で指定するの
  83.          はフラグ(およびフラグB)バッファ領域です。フラグバッ
  84.          ファ領域は、サイドワーク起動時、セーブする画面の大きさ
  85.          や画面モードがわからないうちにとにかくヒープ領域だけ確
  86.          保しなければならないので、ユーザが指定します。なお、他
  87.          にフラグAバッファ領域も確保しますが、このサイズは強制
  88.          的に10KBになり指定はできません。
  89.  
  90.  
  91.  
  92. 【操作】
  93.  
  94.  サイドワークとして起動したら、マウスカーソルをドラッグしてセーブしたい
  95. 矩形領域を指定します。指定を終了する前までなら、位置決めを失敗しても右ク
  96. リックでキャンセルできます。
  97.  大体1~2秒あればセーブは終了しますが、256色かつ自然画調のような画
  98. 面のセーブにはもう少しかかることもあります。
  99.  セーブに失敗したときには、ビープ音を鳴らして警告します。
  100.  なおワーク領域のサイズが足りないと、セーブに失敗することがあります。そ
  101. の場合はワークサイズを増やしてみて下さい。
  102.  
  103.  
  104.  
  105. 【sidework.sysの設定例】
  106.  
  107.  
  108. G "まぐせーば0" D:\SMAG\SMAG.EXP E:\MAGDAT 0 Penta 300000
  109. H "まぐせーば1" D:\SMAG\SMAG.EXP E:\MAGDAT 1 Penta 300000
  110.  
  111.  以上のような2行を SIDEWORK.SYS に追加します。
  112.  データセーブ用のディレクトリは 「E:\MAGDAT」  の部分で、  作者の名前は
  113. 「Penta」の部分で、それぞれ指定しています。適宜変更してください。
  114.  ページ0をセーブしたいときは「まぐせーば0」を、ページ1をセーブしたい
  115. ときは「まぐせーば1」を起動します。256色モードの場合にはどちらを起動
  116. しても構いません。
  117.  この例ではワーク領域をデフォルトより多めにとっています。この場合、[シ
  118. ステム設定] でサイドワーク領域を400KB(100ページ)程度に広げておかな
  119. ければなりません。
  120.  
  121.  
  122. 【著作権等】
  123.  
  124.  このプログラムの著作権は作者[中川 理明]にあります。
  125.  
  126.  転載・配付及び使用については一切制限を設けません。御自由にお使いくださ
  127. い。商用の利用/配付もOKです。ただし、商用の配付(雑誌付録などへの収録
  128. や市販商品への添付など、このプログラムを含む商品の販売等を含む)をする場
  129. 合には、作者より請求があった場合に限り、このプログラムを含むなどした当該
  130. 商品をサンプルとして作者に1本提供する義務があるものとします。
  131.  また、著作権自体は留保します。
  132.  
  133.  
  134. *無保証
  135.  
  136.  前項にかかわらず、作者はこのプログラムに起因するいかなる民事・刑事上の
  137. 責任も、負わないことを認めることを、使用・配付条件とします。
  138.  
  139.  
  140.  
  141. 【謝辞】
  142.  
  143.  このプログラムの制作にあたっては、「まぐせーばー(REX版)」のソース
  144. をかなり参考にさせていただきました。ソースを公開して下さった作者のMAL
  145. OR氏に感謝致します。
  146.  同じくこのプログラムの制作にあたって、MAGBIBLE.DOCを参考にさせていただ
  147. きました。著者のRINN氏に感謝致します。
  148.  このプログラムの開発の動機を与えて下さった、7M2HWB尾角氏に感謝致
  149. します。
  150.  このドキュメントの整形にはxtrを使用しました。作者の村上 真雄氏に感
  151. 謝致します。
  152.  
  153.  
  154.  
  155. 【連絡先】
  156.  
  157.  このプログラムに関するバグ報告・ご感想等の連絡、あるいは使い方でわから
  158. ない点についてのご質問等は、遠慮なくどうぞ。
  159.  
  160. Penta      KHF06406 (NIFTY-Serve)
  161.                 7K1DCL (JL1QKE RBBS)
  162.                 iccc5088 (iccc)
  163.                 a21268@cfi.waseda.ac.jp
  164.  
  165.  
  166. P.S.  サイドワークは、起動に対応していないアプリケーションからでも、
  167.       CTRL+ESCで呼び出せます。念のため。
  168. P.S.2 MAG形式には16色と256色しかありません。 3万色・1600
  169.             万色の画面をセーブしようとしても駄目ですのであしからず。
  170.  
  171.  
  172.  
  173. 【履歴】
  174.  
  175. Ver.0.01        magcnv.expのまぐせーぶモジュールを改良して作成
  176.                 [1993/12/17]
  177.  
  178. Ver.0.02        640*480以上に広いモードでもその範囲以上にマウスが動かな
  179.                 かったかもしれない点を一応修正(未確認)
  180.                 セーブ先ディレクトリにルートディレクトリが指定できなかっ
  181.                 た点を修正
  182.                 16色・256色・32768色モード以外の画面をセーブし
  183.                 ようとした時きちんとエラー終了するように修正
  184.                 セーブ失敗時ビープ音を鳴らして警告するようにした
  185.  
  186. Ver.0.03        ほんのすこしだけ圧縮部を改良
  187.                 なるべくワークをヒープ領域にとるようにしてサイズ縮小
  188.                 マウスカーソルの表示がおかしくなるバグを修正
  189.                 ワークメモリの指定を2つにわけてできるようにした
  190.                 ドキュメントにデフォルトのワークサイズを間違えて記載して
  191.                 いたのを修正
  192.  
  193. Ver.0.04        デフォルトのワークサイズが0バイトになってしまっていたの
  194.                 を修正
  195.                 mag規格から逸脱はしないものの、一部圧縮に失敗しmag
  196.                 ファイルのサイズが大きくなってしまっていたバグを修正
  197.                 ディスク書き込みに失敗しても警告ベルが鳴らなかった点を修
  198.                 正
  199.  
  200.  
  201. (C)Copyright Yoshiaki Nakagawa 1993
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