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FM Towns: Free Software Collection 8
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Text File
|
1994-06-01
|
8KB
|
202 lines
=======================================================================
【ソ フ ト名】 サイドワーク鮪昆布 Ver.0.04
【著作権 者】 Penta
【対応 機種】 FM TOWNS全機種 (TownsOS V2.1) 要メモリ4M以上
【動作 確認】 FM TOWNS 20F (TownsOS V2.1 L30)
【ソフトウェア種別】 フリーソフトウェア
【転載 条件】 転載自由
【収録 ファイル】 smag.doc : ドキュメントファイル
smag.exp : 実行ファイル
smag.ggg : HELPER用ファイル
-----------------------------------------------------------------------
【機能概略】
TownsOSのサイドワーク用のmag形式のセーバです。グラフィックエ
ディタなどの中から自由に呼び出せ、セーブのスピードも高速なので、気軽に使
えて便利です。
【動作可能な環境】
COMP:FM-TOWNSシリーズ全機種[要4M RAM]
OS :Townsシステムソフトウェア V2.1
【動作を確認した環境】
COMP:FM-TOWNS20F(RAM 6MB)
OS :Townsシステムソフトウェア V2.1L30A
【開発ツール】
High C Compiler 開発キット V1.7 (L11)
386|ASM TOOL KIT V2.2 L11
FM TOWNS 拡張ライブラリI V2.1 L20
【構成ファイル】
smag.doc : ドキュメントファイル
smag.exp : 実行ファイル
smag.ggg : ヘルパー用ファイル
【インストール】
Towns-OSのシステムドライブの \sidework\sidework.sys に実行ファイルを指
定してサイドワークとして組み込みます。
圧縮にワーク用メモリを多少多めに必要としますので、サイドワーク用の領域
は最低 300KB 程度は確保しておいて下さい。
【コマンドライン】
smag.exp ディレクトリ名 ページ番号 [ユーザ名 [ワークサイズ1 [ワークサイ
ズ2]]]
ディレクトリ名: セーブしたmagの画像ファイルを入れておくディレクトリ
名を指定します。なお、ファイル名はプログラム側が決めま
す。必要なら後でリネームしてください。
ページ番号 : セーブの対象とする画面のページ番号を指定します。
ユーザ名 : magファイル内に書き込むユーザ名を指定します。なにも
指定がないと ">謎<" となります。
ワークサイズ1: ワーク領域の大きさを指定します。複雑な画像はセーブに多
くのワーク領域を必要とします。デフォルトは 100KB です。
ワークサイズ2: 圧縮には2種類のワーク領域を必要としますが、ワークサイ
ズ1のみを指定したときにはそれぞれ半分ずつ大きさを割り
振るようになっています。ワークサイズ2を指定すると、ワ
ークサイズ1で1番目のワーク領域のサイズを、ワークサイ
ズ2で2番目のワーク領域のサイズを指定することができま
す(すなわち、ワークサイズ2を指定するとワークサイズ1
の意味が変わりますので注意して下さい)。
一般に、普通の画像ではワークサイズの1と2の比率を1:
2程度、複雑な(自然画とりこみ調などの)画像の圧縮をす
る場合は1:1から2:1程度に割り振るといいようです。
(注)詳しい人のために:この場合ワークサイズ1で指定す
るのはピクセルバッファ領域、ワークサイズ2で指定するの
はフラグ(およびフラグB)バッファ領域です。フラグバッ
ファ領域は、サイドワーク起動時、セーブする画面の大きさ
や画面モードがわからないうちにとにかくヒープ領域だけ確
保しなければならないので、ユーザが指定します。なお、他
にフラグAバッファ領域も確保しますが、このサイズは強制
的に10KBになり指定はできません。
【操作】
サイドワークとして起動したら、マウスカーソルをドラッグしてセーブしたい
矩形領域を指定します。指定を終了する前までなら、位置決めを失敗しても右ク
リックでキャンセルできます。
大体1~2秒あればセーブは終了しますが、256色かつ自然画調のような画
面のセーブにはもう少しかかることもあります。
セーブに失敗したときには、ビープ音を鳴らして警告します。
なおワーク領域のサイズが足りないと、セーブに失敗することがあります。そ
の場合はワークサイズを増やしてみて下さい。
【sidework.sysの設定例】
G "まぐせーば0" D:\SMAG\SMAG.EXP E:\MAGDAT 0 Penta 300000
H "まぐせーば1" D:\SMAG\SMAG.EXP E:\MAGDAT 1 Penta 300000
以上のような2行を SIDEWORK.SYS に追加します。
データセーブ用のディレクトリは 「E:\MAGDAT」 の部分で、 作者の名前は
「Penta」の部分で、それぞれ指定しています。適宜変更してください。
ページ0をセーブしたいときは「まぐせーば0」を、ページ1をセーブしたい
ときは「まぐせーば1」を起動します。256色モードの場合にはどちらを起動
しても構いません。
この例ではワーク領域をデフォルトより多めにとっています。この場合、[シ
ステム設定] でサイドワーク領域を400KB(100ページ)程度に広げておかな
ければなりません。
【著作権等】
このプログラムの著作権は作者[中川 理明]にあります。
転載・配付及び使用については一切制限を設けません。御自由にお使いくださ
い。商用の利用/配付もOKです。ただし、商用の配付(雑誌付録などへの収録
や市販商品への添付など、このプログラムを含む商品の販売等を含む)をする場
合には、作者より請求があった場合に限り、このプログラムを含むなどした当該
商品をサンプルとして作者に1本提供する義務があるものとします。
また、著作権自体は留保します。
*無保証
前項にかかわらず、作者はこのプログラムに起因するいかなる民事・刑事上の
責任も、負わないことを認めることを、使用・配付条件とします。
【謝辞】
このプログラムの制作にあたっては、「まぐせーばー(REX版)」のソース
をかなり参考にさせていただきました。ソースを公開して下さった作者のMAL
OR氏に感謝致します。
同じくこのプログラムの制作にあたって、MAGBIBLE.DOCを参考にさせていただ
きました。著者のRINN氏に感謝致します。
このプログラムの開発の動機を与えて下さった、7M2HWB尾角氏に感謝致
します。
このドキュメントの整形にはxtrを使用しました。作者の村上 真雄氏に感
謝致します。
【連絡先】
このプログラムに関するバグ報告・ご感想等の連絡、あるいは使い方でわから
ない点についてのご質問等は、遠慮なくどうぞ。
Penta KHF06406 (NIFTY-Serve)
7K1DCL (JL1QKE RBBS)
iccc5088 (iccc)
a21268@cfi.waseda.ac.jp
P.S. サイドワークは、起動に対応していないアプリケーションからでも、
CTRL+ESCで呼び出せます。念のため。
P.S.2 MAG形式には16色と256色しかありません。 3万色・1600
万色の画面をセーブしようとしても駄目ですのであしからず。
【履歴】
Ver.0.01 magcnv.expのまぐせーぶモジュールを改良して作成
[1993/12/17]
Ver.0.02 640*480以上に広いモードでもその範囲以上にマウスが動かな
かったかもしれない点を一応修正(未確認)
セーブ先ディレクトリにルートディレクトリが指定できなかっ
た点を修正
16色・256色・32768色モード以外の画面をセーブし
ようとした時きちんとエラー終了するように修正
セーブ失敗時ビープ音を鳴らして警告するようにした
Ver.0.03 ほんのすこしだけ圧縮部を改良
なるべくワークをヒープ領域にとるようにしてサイズ縮小
マウスカーソルの表示がおかしくなるバグを修正
ワークメモリの指定を2つにわけてできるようにした
ドキュメントにデフォルトのワークサイズを間違えて記載して
いたのを修正
Ver.0.04 デフォルトのワークサイズが0バイトになってしまっていたの
を修正
mag規格から逸脱はしないものの、一部圧縮に失敗しmag
ファイルのサイズが大きくなってしまっていたバグを修正
ディスク書き込みに失敗しても警告ベルが鳴らなかった点を修
正
(C)Copyright Yoshiaki Nakagawa 1993